ホーム
山梨仏具のこだわり
寺院施工例
寺院仏具
仏像彫刻
仏壇
寺院建築部品
修復
お問い合わせ
リンク
山梨仏具店舗案内
会社概要
山梨仏具のこだわり
 材料のこと(山梨仏具の場合)
 私たちの仕事は指物大工が核になっています。宮大工さんがお堂を建て、私たちは、その内部の仏具・建築部品などの大工仕事より少し細かなものを造っています。
 基本的にお寺の本堂建築は、300年くらいもつように設計されて現在に至っているものが多いときいています。(実際は地震などの影響がありますので、途中に何回か改修工事が必要です)ですから、私たちの造る仏具も、300年もたせる事を考えて仕事をしています。

 300年持たせるには、300年かかって育った木材を切り、ゆっくりと時間をかけて乾燥させ、生き続けている木材が自由に動ける(呼吸できる)ような仕事をすることが必要です。
 そして、次に修理するときのことを考えて造ること。・・・・これは、必要以上に強い接着剤を使わない(竹釘でもつところは竹釘で固定し、真鍮釘が必要なら真鍮釘を使うこと。合成樹脂系の強い接着剤は次の修理のときに、外したいところが外れずに、別の部材を傷める可能性があるからです。)

 その木の性格を見て、その仕事に適した施工を行うことです。
 
 仕事のこと
 山梨仏具は、代々職人を続けています。(きくところによると五世代以上は職人です。)
 私たちは、木が大好きな仲間の集まりです。無垢の木材が放つエネルギーは他のどの物質にもない独特な力があります。それは時間がたつにつれ美しくなり、時代を重ねるごとにすばらしいものに変化しています。
 格子の建具にみられる、日本人ならではの直線と間の微妙なバランス。そこに自然の草花が持つ美しい曲線が組み合わさってはじめて、日本の風土にとけこんだ、あきのこないデザインが生まれるのだと思います。そこに、ふさわしい材料を選び、目的にあった仕事をしてはじめていいものができるのだと考えています。・・・実際は原木の丸太を引き割ったときに、木材の性質、表情をみて何を造るのかを決定する事のほうが多いですが。

 木が大好き人間の集まりですから、幅広の板材なんかに、おもしろい木目がでたりすると、もう大変です。「リビングのテーブルがいいよ」とか「衝立にして仏像を彫ったらいいよ」「いや、寺号額にすべきだ」「三門の板だ」いろいろ騒いで楽しみます。以前に、額の板を見にお客様がお見えになって、何枚かの乾燥した材をみていた
だいたとき、「どれでも気に入った材をえらんでください。」とはいったものの、いざ自分が一番気に入ってた材を最初に選ばれると、なんだかもう少し手元においてながめていたくなってきて、「やっぱり、この材はだめです、このとなりのにしてください。」と言ってしまい、お客様に「どれでもいい
って言っただろ」と怒られたこともあります。結論はお客様のご希望どうりの材でお造りしたのですが・・・。造り手は、惚れてしまった材をしばらく眺めて何を造ろうか考えてる時間が一番たのしいので、あんまり早く気に入った材がでていってしまうのも正直さみしいのです。(その逆の方が困りますけど・・・)

 私たちの静岡県には、すばらしい欅(けやき)があります。欅という木は昔から船舶・建築・仏壇・仏具・家具にももちいられ、その美しい木目は、多くの日本人に好まれてきました。桧(ひのき)に比べ、扱いが大変ですが、数百年の対応年数をもつすばらしい木材です。私たちは、その木の質感を生かした、飽きのこない製品を中心にものづくりをしています。 
 

 

Copyright 2003 静波伝統技法研究社(有) 〒421-0422 静岡県牧之原市静波2020-1