須弥壇について
山梨仏具の須弥壇は、車知締めといった伝統的な工法に則って製作されています。この工法により、頑強で耐久財に優れ、また、材に厚みがあるので薄板加工では表現できない美しい形状加工が可能です。
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製作は基本的に、最初から最後までの組み立てまでを一人の職人が一貫して行います。
留め(コー
しゃち締めの留め
留め付け代を持った相欠き嵌めほぞ元の、双方の合わせ口に斜めに掛かる合わせ溝を、留めに沿ってつけ(しゃち栓の道)、固めにおいては内隅からしゃち栓の肩を利かせて、確実に留めを締結します。この種類のうち、最も高度な接ぎの一つで、日本指物の固有技術です。
ナーの部分)は車知締め(しゃちじめ)の工法を用いています。須弥壇の曲型(くりがた)は貝伏せなど先端が薄くなっているために厚い楔を打つ事ができません。山梨仏具では、ここの車知楔(しゅちせん)に竹を用いています。
(図「須弥壇-1」参照)
竹は一年に一度時期を見て切り、湯通しして油分を抜いた後、
本核平矧ぎ
矧ぎ代に本核をつくり出した、手のこんだ矧ぎつけで、接合度は大きく、この種類の典型的なものの一つで、おもに無垢板もの、また、指物によく使われる。剥ぎ方としても至上のもの。
楔に加工します。通常、須弥壇一基に二〇本の楔を打込んでいきます。
天板はすべて本核平矧ぎを用いています(図「須弥壇-2」参照)。格狭間(こうざま)は、一枚板に連格子(れんごうし)を彫り込んでいます。
高欄の賓珠柱の逆蓮華、荷葉束(かようづか)、平桁(ひらげた)の先端の彫刻もこだわって製作しています。
貝伏せ
海老束
(※参考文献:『木工と継手と仕口』理工学社 鳥海義之助著)
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